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プリ・マドンナ

シューレー・アグダシュルーのインタヴュー
March, 2005

もうサンドラ・ブルックとのシーンを撮りましたか?

彼女と一緒のシーンもあるけど、それはシカゴに戻ってからよ。キアヌ・リーヴスとのシーンはもう撮ったわ。驚くべきプロ意識ね。どうして監督という監督が彼と一緒に仕事をしたがるのか、ずっと不思議に思っていたのよ。なんで業界が彼の後を追っ掛けまわすのかって。いろんなことの総合だろうってのは誰にでも想像がつくわよね。そうして見てみると、彼はプロなだけじゃなくてとても一緒に仕事し易い人だと気づいたの。とても行儀が良くて、礼儀正しくて、忍耐強い。この若者と共に仕事をするのは驚くべき体験だったわ。ハリウッドでは一緒に仕事をして楽しい男性なんてほとんどいないんだけど、彼はその数少ない一人だった。正直に言って、この業界での仕事相手は男性より女性がいいのよね。

貴女の体験からすると、男性より女性相手のほうが仕事がしやすいんですね?

男は女より遥かにプリ・マドンナよ。わかるでしょ、身のこなし方とかね。不快で嫉妬深くて云々、女より酷いわ。

それは舞台の仕事でも同じですか?

同じよ。男のほうがずっとプリ・マドンナ。理由は自信がないせいだろうと思うようになったわ。女はその点仕事上は性別など気にしないし、全力投入する。でも、キアヌと、『24』で私の夫を演じたネストー・セラノ、彼とも楽しい仕事が出来たわ。彼も優しい心根の人だった。
偉大になればなるほど、より地に足のついた者になるべきなのよ。地位が高くなったからといって、自分は特別なんだなんて本気で思い始めたら鼻持ちならない存在になってしまう、だから自信がなくなるのよ。ことわざにもあるとおり、実が多くなればなるほど、葉は地面近くに降りてくる。実が木を地面に引き下ろすのよ。それが成果、その人の業績なの。







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