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Reeves down under
‘Matrix’ star takes a fall in ‘Constantine’

AP Movie Writer 2/15/2005

AP:『コンスタンティン』はキリスト教の神話が基礎になってるけど、そういうものに馴染んで育ったの?

リーヴス:いや。確かにカトリックの男子校に一年いったけど、あれはホッケーをやりたかったからだしね。宗教の時間には異論がかなりあったし。

AP:じゃ、この映画のために神話の調査をする必要があった?

リーヴス:それは内部を探るだけで充分だった。コンスタンティンは血肉の通った実践的観点で物事を見るキャラだから、他の者ならオカルトとか霊的とかいう言葉を使うようなこともね。ここでは悪霊は現実的存在なんだ。だから僕としては、すべてむしろ映画自体から学びとった。話の展望、キャラが何をやるかは台本として供給されていたので、作品の外部から情報を得る必要は実際なかったんだ。

AP:彼にとっては悪霊の世界なんて日常茶飯事なわけだ。

リーヴス:そう、僕はそう捉えた。悪魔払いをやるのはオイル交換みたいなもの、嫌なことだけどやるしかないって感じだ。

AP:天国と地獄、永遠の呪いと永遠の祝福についてはどう認識している?

リーヴス:う〜ん、祝福を得られれば良いなと思ってるよ。そのために努力するつもりなのは確かだ。だけどこれは言っておかないとね、僕は如何なるものも・・『俗的信心』とでも言ったらいいかな?・・特定の宗派に沿った見解はないんだ。このストーリーが語ってるように、生命には我々が何処へ行くか教える側面があると思う。変貌、これはあるとしか考えられないよ。エネルギーは創ったり壊したり出来ないもの、そしてエネルギーは流れる。てことは方向がなければならないってことだ、それにはある種の内的感情的霊的方向性が伴う。だからどこかに影響を及ぼさなければおかしい・・現世とここから継続される来世の間にはなんらかの関連がある、と僕は確信しているよ。

AP:君個人にとっての無間地獄というとどんな内容かな?あ、終わりのない記者会見なんて言わないでよ。

リーヴス:違う違う、これは地獄なんかじゃないよ。愛なしで生きること、愛を体験したり、与えたり出来ない状態じゃないかな。そういう局面って、相当強い罰だと思う。

AP:『マトリックス』シリーズ、そして今度は『コンスタンティン』からビデオ・ゲームが生まれた。ゲームの中に自分に似た存在がいるのは変な気がする?

リーヴス:コンスタンティンというキャラクターがビデオ・ゲームになるのは、僕がコンスタンティンを演じるのと同じことだと考えている。別種の単体から刺激を受けて出現するんだよ。シュールリアル(超現実的)だ。だけど、僕は『ビルとテッドの大冒険』をやって、それからシリアルが出来たからね、ひとたびシリアルが出来ちゃえばその後はせいぜいいってもシュールリアル・シリアルさ。

AP:『マトリックス』連作の後、君は大作『恋愛適齢期』と比較的小さい『指しゃぶり』で脇役をやったね。『コンスタンティン』のような大きなプロジェクトにゆく前に脇役をやったのは、パレットを洗うみたいなもの?

リーヴス:どこに良い仕事があるかっていう、オープンな問題だった。僕は演技がしたくて、これらのプロジェクトをマネージャーとエージェントが見つけてきた。で、ミーティングに行って、携わっている人達が気に入ったんだ。ナンシー・メイヤー、そしてジャックとダイアン・キートンとの共演。あれはとても良い役だった、長らくやらなかった内容だ。軽いロマンチック・コメディ、そういうの久しくやってない。

AP:軽いロマンチック・コメディで主役をやるってのはどう?

リーヴス:いいねえ。脚本ある?

AP:家に帰って書いてみるよ。

リーヴス:そらきた。やってみろよ。難しいよ、コメディってのは。

AP:『コンスタンティン』のような大きな作品と『指しゃぶり』みたいな比較的小規模で親密な映画と、仕事をする上でどちらが楽しい?

リーヴス:時によっては、規模の大きい映画だとね、例えば『マトリックス』、特に『リローデッド』だとあの街の広場がある、『レボルーションズ』ではマシン・ワールドのいくつかのシーン、そういうのを見ると「うわあ、こりゃでっかい遊び場だ」ってね、そういうのって見ていて楽しい。だけど、演技する体験、共同作業、世界を創造すること、作品を作り上げてゆく過程、そういう楽しみはどちらも同じだよ。

AP:去年の夏40歳になったわけだけど、それに対する感想は?重要な出来事、それともまた一つただの誕生日?

リーヴス:いや、ただの誕生日ではなかったな、・・そうとう動揺した。典型的症状がみんな出たよ。反省。今自分は何処にいるのか?これから何処に行くのか?重要なものは何なのか?死すべき運命に関して起こる様々な感情との格闘。肉体の変化。行動と倫理の状況への適用、或いは再評価。そういったありとあらゆること。


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